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■第三回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会■

第三回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会に参加して

第三回のテーマ:はぎ(ハギ、萩、bush clover)

 
 

10月7日第3回が開催され、15名と新しいお仲間が増えました。

万葉集は先生のお話を聞けば聞くほど、生活の中に結び着いた歌と伺われ、多くの方とお勉強ができる事はうれしい限りです。

今回のテーマは「萩」。万葉集の中では141首と一番多く歌われ、「萩」と言う字は江戸時代にできたとのことですが、根はホーキに葉は煎じて薬に使われていました。
私が感動したのは、秋のお彼岸に作るおはぎは、小豆のつぶつぶのあんこの模様が萩の花に似ているところから付けられたそうで、毎年主婦として作っていましたが、目からウロコでした。

今回の歌は父と息子が詠んだ歌でした。


過去最大人数15名が参加



配布資料には会での雅名も記載


●【原文】 吾岳尓 棹<壮>鹿来鳴 先芽之 花嬬問尓 来鳴棹<壮>鹿(大伴旅人)
   (訓読) 我が岡にさを鹿来鳴く初萩の花妻どひに来鳴くさを鹿

この時代は花見と言うと萩の花を見ることで、恋人を誘い求愛するときに使われていたのでこんな歌になったとのこと。

●【原文】 高圓之 野邊乃秋芽子 此日之 暁露尓 開兼可聞(大伴家持)
   (訓読) 高円の野辺の秋萩このころの暁(あかとき)露に咲きにけむかも

このころ、高円(奈良公園の南)が萩の名所であって、そこに咲く萩の花が夜明けの露でもう咲いただろうか。やさしい気持にさせられました。

父、旅人の歌の「さ」の使い方は接頭語で名前の「さ百合」等に使われ、息子の大伴家持の歌の「けむ」は過去の想像、推量の意味。暁は明時から。

毎回、歌を中心に遠い万葉集と思っていましたが先生のお話で、今の生活に通じることが聞けば聞くほど身近に思われ、また何でも答えて下さる先生には驚かされ敬意を表します。今回も小さい萩の絵の着物をお召しになり、帯留は真珠で「露」の意味だそうです。萩の絵が描かれたおたより用紙が記念品でした。
いつも通り、お薄と萩の絵のおまんじゅうを頂き、楽しい時間を過ごしました。いつもですが、次回が楽しみです。(絹葉)


真珠の帯留めをお召しの先生

「萩」・・・草冠に秋の字は江戸時代から、それまでは「芽」「芽子」と書いたとの資料を見ながら、だって秋の花といえば萩でしょう?
「芽」「芽子」では秋に結びつかないなあ・・・なんて考えながらつい二週間前の集いに思いをはせていた。

友人より庭に萩が咲いたのでと招待を受け7~8人で観萩としゃれこんだ。真っ白な萩がみごとに咲き誇っていた。よく見かける赤い萩を想像していただけに驚きも感激も倍増・・・。

花には団子とばかりに各人持ち寄った一品が並ぶ。やはり「おはぎ」でしょうと私は早朝より作ったものをどっさり持ちこんだ。
小豆が萩の花を表すと先生の「こしではなく粒あんよ」とのお話におもわず苦笑い。小豆を煮るのはめんどうと半殺しのもち米にぬれ甘納豆をまぜ、黄な粉をまぶしたもの。大好評の一品を来年は粒あんにして解説をひとくさりとしゃれようか。

学んだことはすぐに伝えなくてはと再び友人宅を訪れ、萩の葉をちぎりbush cloverと披露する。日本古来の植物と信じていたのにオーストラリア、北米にも自生していることも知りました。万葉集で一番多く(141首)歌われていた萩が21世紀の秋を満開に咲き誇って楽しませている。

会の後、抹茶と和菓子をいただき、ほっと一息。障子をあけると万葉荘の庭にも萩(赤)が咲いていた。第三回にして初参加でしたが次回を楽しみにしています。(里葉)


萩を感じさせる情緒ある品々
お抹茶と萩絵のお菓子
記念品の萩の一筆箋




万葉荘の萩とすすき

「あいざいやゆう」先生を囲んで

第四回あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会

■日時:12月2日(木) PM2:00~3:30
■参加費:1500円(和菓子、抹茶、記念品付)
(今後も2カ月に一回、第一木曜日に行います)

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