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■第五回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会■

第五回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会に参加して

第五回のテーマ:梅(ムメ、Japanese apricot、plum)

 
和歌山県、福岡県の県花、台湾の国花
花言葉:
厳しい美しさ、あでやかさ、忠実、気品

今回は、「梅」をテーマに、二首の歌をとりあげられました。記念品は「梅」にちなみ「万葉集を楽しむ会」のためにお取り寄せされた紀州南高梅でした。

●【原文】 含有常 言之梅我枝 今旦零四 沫雪二相而 将開可聞   大伴宿禰村上
   (訓読)含めりと言ひし梅が枝今朝降りし沫雪にあひて咲きぬらむかも
    (かな)ふふめりといひし うめがえ けさふりし あわゆきにあひて さきぬらむかも

今月の「梅」は前回と比べ、全員の思いが一致した「花」でした。第三回から参加させていただいておりますが、あいざいやゆう先生にはお会いする直前に先生の著書「魂を抱きしめて---桜子」上巻を読ませていただき、その中で「ふふめり・・・・・」の歌に出会い心打たれました。記憶力がすっかり衰えているはずなのに、不思議とすぐ覚えられ、この歌との出会いに喜びながら、いつも口ずさんでおりました。「ふふめり」という言葉が大好きでした。いろいろな花を見たり、花を考えても「ふふめり」は梅にだけ似合う言葉だと思いました

万葉集に歌われている梅はすべて白梅で(紅梅は平安時代になってから)、花が散ると雪のように白いという扱われ方で雪と一緒に歌われているものがほとんどだそうです。


参加者の様子


●【原文】宇梅能波奈 香乎加具波之美 等保家抒母己許呂母之努尓 岐美乎之   市原王
   (訓読)梅の花 香りをかぐはしみ 遠けれども 心もしのに 君をし思う
    (かな)うめのはな かをかぐはしみ とほけども こころもしのに きみをしぞおもふ

梅119首のうち香りに関してはどういうわけか、この一首だけだそうです。

今日は梅の歌二首のうち、大好きな「ふふめり」の歌の勉強ができてとてもうれしゅうございました。先生のお話が素直に身体中にしみこんでいくのがわかりました。感動いっぱいです。お話の最後に「ふふめり」の歌は先生の一番好きな歌だと知り、もしかしてこの歌はゆう先生に贈られた歌ではなかったかと秘かに想いを馳せました。

手造りの素敵な菓子器から取り出された赤白の和菓子とお抹茶とてもおいしゅうございました。おみやげの南高梅の梅干しをさっそく美味しくいただきました。この大きくて柔らかくて美味しい南高梅を万葉の時代の方々に召し上がっていただけたら・・・そんな想いでいっぱいになりました。(美葉)


万葉荘の一輪梅

「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会は横浜でも満を持して始まりました。今回は二回目になります。1月26日(水)横浜の杉田地区センターで開かれました。日本人でありながら古典は苦手とずっと心の扉を閉ざしていました。そんな私に「花が好きなら大丈夫、聞いているだけでいい。楽しいよ。」そんな言葉に誘われて素直に疑わず、一回目から参加させていただきました。 何も知らないことからのスタートなので一つ一つが新鮮な発見です。

まず、万葉仮名という全て漢字を当てはめて作られている。そうなんだー。(感嘆)ということは日本にはそれまで文字がなかったの??(疑問)中国から漢字が伝わって仮名ができたことは知っているのに今更の疑問。日本語の言葉を文字表記する。当時の人々の情熱・奮闘・喜びを感じます。

今回は梅がテーマでしたが、万葉人の豊かな精神性に圧倒されます。現代語に「ふふめり」という言葉に似合った語句があるでしょうか?もう直ぐ咲きそうなふっくらとしたという意味なのです。素晴らしい!!万葉人たち。参りました。すっかりノックアウトされてしまいました。 萬遊先生の多岐に渡るお話次回も楽しみにしています。(萬遙)


お抹茶と和菓子
記念品の「紀州南高梅」




「あいざいやゆう」先生を囲んで


梅の柄の着物に捻梅(ねじうめ)の帯留をお召しの先生

第六回あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会

■日時:4月7日(木) PM2:00~3:30
■参加費:1500円(和菓子、抹茶、記念品付)
(今後も2カ月に一回、第一木曜日に行います)


なお、横浜教室でも同じ内容で開催しています。
■日時:3月24日(木) PM7:00~8:30
■場所:杉田地区センター(045-775-0541)

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