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■第六回お香を聞く会 ご報告■

第六回のテーマ:六種の薫物「菊花」、「三夕香」

 

玉滴手前の印香「菊花」

 

第六回お香を聞く会は伏籠(ふせご)をお休みして、印香(いんこう)をたきました。印香と言うのは種々の香料を練り合わせ、型押しをし、乾燥させたものです。たくときには香さじで一滴の水をすくい湿らせます。今回は季節に合わせて、六種の薫物(むくさのたきもの)の一つである「菊花」を聞いていただきました。香当てで使用する伽羅(香木)より香りが強いですが、こちらも良い香りで、お部屋に香りが漂いました。平安時代はこのような種々の香料をブレンドして、オリジナルの香りを作って楽しんでいたそうです。

今回は事前にお香の聞き方や名乗り紙(なのりがみ=お答えを書く紙)の説明の時間を充分に取りましたので、初めてのお客さまも少しは安心されたようです。午後は新古今集に歌われた「秋の夕暮れ」の歌三首の「三夕香」でした。

見渡せば 花ももみぢもなかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮   定家
こころなき 身にもあはれは しられけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮   西行
さびしさは その色としも なかりけり 槙立つ山の 秋の夕暮   寂連

3種類の試し香を聞いて、その後、2種類のお香が出てきますが、1つ出てこないものがあります。出てこないお香を当てるという珍しい香当てでした。36名の参加で、2つのグループ(紅葉の席と花の席)に分かれて行いましたが、花の席は3名、紅葉の席は4名がお当たりになりました。今回は参加人数がちょうど良かったようで、みなさまゆったりと楽しまれていました。万葉荘ではこの日のお香の会に合わせ、「秋飾り」を作りました。大変ご好評で、みなさまに喜んでいただきうれしく思います。また、第七回のお香を聞く会でお会いできるのを楽しみにしています。(万葉荘)




熱心に説明を聞く参加者


初めて香道の世界を知りました。日本の伝統の奥の深さ、尊さに感動し、我が母国、日本のすごさにますます誇りに思い、日本が大好きになりました。お香当ても大変楽しく、時間があっと言う間に過ぎてしまいました。平安時代に戻ってみたい気分になりました。次回のお香の会も楽しみにしております。(KI)


中澤師範のお手前(玉滴)

今回で3回目の「お香を聞く会」に友達と一緒に参加させていただきました。毎回、趣向が変わり、そのたびに物語があり、演出も工夫を凝らし、とても興味深いものがあります。お香の作法を拝見しているだけで、昔からの伝統や文化が心に伝わり身が引き締まる思いです。その緊張の中で高木さまの丁寧で分かりやすい説明を聞いていると、ほのかな香りが漂い、だんだんとリラックス気分になってゆく、この雰囲気がとても好きになりました。普段の生活では味わうことが出来ない優雅な気持になり、一日が得した気分になります。こうした企画に参加できたことに感謝です。ありがとうございました。(EF)


二人のお手前(動作)が
ぴったり合っています

「お香」とは何と優雅な言葉でしょう。私には無縁と思っておりましたが、今回知人の紹介により、このような素敵な会に出席させていただきました。新古今集もお作法も初めてのことでして、何だか、難しそうで心配でございました。三種の試し香が回って来ましたが、どれも大変よい香りで癒されました。私にはなかなか、香りの区別は難しく感じましたが、秋のひと時を平安から伝わるお香の世界に浸りまして、とても幸せに感じました。有難うございました。(MT)


「菊花」は菊の香りに似た香りです

前回より人数が少なかったので、ゆっくり聞くことができて良かったです。ただ、答えを書く時、答えが申し送りの言葉と違う言葉を書くやり方は和歌が日常生活にないため、やりにくく感じました。(KW)
→香道直心流の「三夕香」では、そのようになっていますので、ご理解いただければと思います。(瑞香)


玉滴は並んで聞きに行きます
(椅子の方はその場で)

先般、10月28日に開催されました「三夕香」におきまして奇跡が起きたことを自慢げにお話ししたいと思います。今回、参加2回目で記録を戴きました。運が良いというのか。宝くじにでもあたった気分です。もしかして才能でもあるのかと勘違いしかねない状況です。また、これも普段からの善行の賜物ではないかとひとり悦に入っている次第です。(笑い)お昼のお弁当も季節が感じられて大変美味しくいただきました。無趣味な私が、「七夕香」「三夕香」と楽しい時間を過ごせたことは、万葉荘の人々の手厚いもてなしの気持ちがあったからであります。今後とも、折に触れ参加したいと思っております。(香を聞くことともてなしの心を受け取りに)
このような気持ちにさせてくれる、魅力ある「万葉荘」を皆さまにお知らせいたしたく筆をとった次第です。末長いお付き合いをお願いいたします。(OE)


当たった方がいただける「記録紙」

10月28日初めて「お香を聞く会」に参加させていただきました。万葉荘の大広間で香の香りに包まれて、日常を離れ優雅なときを過ごさせていただきました。香木の香気は、精神的に落ち着き、心も体も清められた気がします。午後からの新古今集で歌われた秋の夕暮三首をテーマに「三夕香」の香当ては、ゲーム性もあり、真剣になりました。誘ってくださった先輩に深謝です。(YK)



記録紙の説明をする瑞香師範

「香の会」に初めて参加させていただき、心地よい緊張を味わうことができました。香道を、まったく知らない私は、香をたてる(?)所作の美しさにうっとり・・・。このような、高貴な遊びをしていた「日本」ってすばらしい・・・と別の感動がありました。また、50本以上にもなる「筋」をつける先生の繊細な手の動きはお見事でした!!!
もう一つの楽しみであるお食事も、季節感たっぷりのモンブランまでデザートとしてついていて大満足。こんな素晴らしい体験を、わが娘(9歳)にもさせてあげたいな~と思いました。このよう貴重な機会を与えてくださった上司に感謝です。(YH)


香道直心流の師範
(万葉荘の秋飾りと共に)

高木瑞香席主のお導きでお香を聞く会にはこれで三度目の参加となる。大学の同窓生どうしと言うにはまばゆい瑞香先生。ましてや「香道」などまさか自分のような下界の人間がしたためる機会をいただけるとは。「こんなに古くいにしえの雅の世界もあったのか」→「これは日本の宝ではないのか?」と驚き入る連続。まず驚いたのが「香を聞く」という日本語。「香を嗅ぐ」ではないか?聞くのは耳ではないか?それから「お手前 」という謙虚な言葉使い。伏籠(フセゴ)、六種(ムクサ)、印香(インコウ)などなど新しい日本語(自分にとって)のと出会い。主席(首席には到底なれないが)ではなく席主という謙虚な言い方。直心流(直進流ではなく)の意味と語源は?数々の「心のお手前」を教わる機会が出現した。日本の底深い心に触れ、えっと驚くことしきり。日本は幕末~明治以来の欧米化が知的と考えられてきたこの153年間は何だったのか?カルチャーショックがまず私の直心流との出会いだった。さらに 中身の修得はこれから始まるのだという期待で一杯です。ありがとうございます。(NT)


風情のある萩(万葉荘の庭より)

今回初めて「お香を聞く会」に参加させていただき、耳にすること、目にすること全てに驚くばかりでした。初めて「お香」の奥の深さを知ることができました。日常、あわただしく過ごしている中で、あのような全く違う世界の中で時間を過ごせまして、心が和みました。大広間に飾られていました竹のオブジェもとても素敵でした。次回のオブジェが楽しみです。次回はぜひ、賞状を手にしたいと思います。先生方を始め、スタッフのみなさん、ありがとうございました。(AK)

三種類のお香の香りはわかりましたが、二つのお香を聞いているうちに香りを考え過ぎてしまい、正直、わからなくなってしまいました。香りを聞き分けるという、当たりそうで当たらない、奥が深く難しいなということをしみじみと感じました。でも、楽しかったです。(SS)

お香を聞く会の参加は3回目ですが、いつも静寂で緊張感があり、優雅な雰囲気は変わりません。先生方の指先まで美しいご作法にはいつもみとれています。今回は前回の七夕香より当てやすいかもとのことでしたが、迷ってしまうばかりで当てられませんでしたが、楽しく過ごすことができました。最後のお菓子とお抹茶をいただきながら、皆さまとお話しするのも楽しいひとときでした。今後はお茶の時もお手伝いができるようになりたいと思います。(KK)


記録紙をいただいた方を囲んで(次回は当てたい!)

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