■万葉荘|陶芸教室やお茶室、名物釜飯、庭、お風呂が自慢でまごころのおもてなしが大好評の宿■

■湯河原温泉の宿|万葉荘■

HOME > 万葉集を楽しむ会>■第六回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会■

■第六回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会■

第六回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会に参加して

第六回のテーマ:スミレ(菫、violet)

 
ほぼ世界中に分布。
日本に多い。
花言葉:
思慮、思慮深い、思い

今回は万葉集の歌人の筆頭に挙げられる山部赤人(やまべのあかひと)のあまりにも有名な歌が取り上げられました。やっと、赤人の歌が来たと萬新さんが喜んでおられました。あいざいやゆう先生は大学生のとき、クラブで万葉の植物を研究されていたとのことですが、そのときの研究テーマは「赤人の自然観」だったそうです。そのころの資料が見つかったと言うことで見せていただきました。また、ガリ版(今の若い人は知らないと思います)で印刷された機関紙も懐かしいと思ったのは何歳以上(?)と秘かに周りを見回したりしました。日本はすみれ王国だというお話から始まりました。「すみれを摘む」ということが万葉の時代はどういう意味があったのかを説明してくださいました。今回は右から左に抜けてもいいからと「古文の文法に挑戦しよう」ということで係助詞を教わりました。「ぞ」があるから「ける」で終わるということです。それは富士の歌もそうなので、今後、万葉集を読むときには「ぞ」「ける」に注目したいと思いました。記念品はヨーロッパでよく使われているすみれのカードにオーストリアの皇女エリザベートの好物だった「すみれの砂糖菓子」(直輸入)でした。ほのかなすみれの香りを感じながら、抹茶をいただき、「ぞ」「ける」が印象的だった第六回万葉集を楽しむ会が終わりました。次回は6月で、1周年になります。どんな花なのか、どんな歌なのかとても楽しみです。


会の様子

●【原文】春野尓 須美礼採尓等 来師吾曽 野乎奈都可之美 一夜宿二来  山部宿祢赤人
(訓読)春の野にすみれ摘みにと来し我れぞ野をなつかしみ一夜寝にける
(かな)はるののに すみれつみにと こしわれぞ のをなつかしみ ひとよねにける
(意味) 春の野にすみれを摘もうと思ってやってきたのに、懐かしくて一晩寝てしまったものだなあ。
●【原文】茅花抜 淺茅之原乃 都保須美礼 今盛有 吾戀苦波  大伴田村家大嬢
(訓読)茅花抜く浅茅が原のつほすみれ今盛りなり我が恋ふらくは
(かな)つばなぬく あさぢがはらの つほすみれ いまさかりなり あがこふらくは
(意味) 浅茅(あさぢ)が原のすみれは、私の恋のように盛りです。
●【原文】田兒之浦従 打出而見者 真白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留  大伴田村家大嬢
(訓読)田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける
(かな)たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにぞ ふじのたかねに ゆきはふりける
(意味) 田児の浦を通って見ると、ま白く、富士の高嶺に雪がつもっていることだなあ。

学生時代からの友人である泉葉さんに誘われて、第六回の「万葉集を楽しむ会」に初めて参加させていただきました。万葉集と言っても、昔、お正月に家族と百人一首で遊んだ時に触れた程度で、大した知識はないのですが、今回、あいざいやゆう先生の、気さくな語り口ながら、幅広い知識と深いインテリジェンスを感じるお話しに、とても惹き付けられました。今回のテーマは、スミレでしたが、私にとってスミレから連想するのは、「宝塚」です。中学受験に合格したご褒美に、東京宝塚劇場に連れて行ってもらって以来、すっかりその世界に魅せられて、三年程、熱中しましたが、高校生になるとなぜかスーッと熱が冷めてしまいました。代わって古文が得意な同級生(彼女は、高校生ながら、小説も書いていた才媛でした)に古文の文法のコツなどを教えてもらい、一緒に勉強した結果、古文の成績が上がったという思い出があります。ただ、彼女の古文に対する情熱は、古文を教えている先生(もちろん男性)へのアピールだという事がわかり、何とも彼女は私などより、ずっと大人の女性だ!という認識を新たにしました。今回はお茶のお菓子がスミレの花の形だったことにも感激しました。(萬美)

萬游さんが学生の頃から積み上げてこられた知識を、色々な分野からお話し下さる一時間は、あっと言う間に過ぎてしまいます。万葉集を通して、日本人の素晴らしさや繊細さを感じています。今回は山部赤人の有名なすみれの歌でしたが、自分の中にも昔からずっと受け継がれてきた日本人としてのDNAが存在し、日々雑用に追われ忘れている感情を刺激してくれる、そんな時間です。それともう一つのお楽しみは、毎回工夫をこらして下さるお土産です。今回頂いたスミレの花のキャンディーは、口に入れると甘いと同時に口一杯にスミレの香りが広がって、目を閉じているとエリザベートになった気分がしました。(横浜教室:萬風)


スミレのカードと砂糖菓子




「あいざいやゆう」先生を囲んで


先生がお召しのスミレの帯留

第七回あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会

■日時:6月2日(木) PM2:00~3:30
■参加費:1500円(和菓子、抹茶、記念品付)
(今後も2カ月に一回、第一木曜日に行います)


なお、横浜教室でも同じ内容で開催しています。
■日時:5月26日(木) PM7:00~8:30
■場所:杉田地区センター(045-775-0541)

PageTop

万葉荘便り
宿泊料金
インターネット予約
お茶室の案内
万葉集を楽しむ会
お香を聞く会



〒259-0303 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥3-6■TEL :0465-62-3755(代)■FAX :0465-63-4033■Eメール:info@manyoso.jp

 

HOME - お風呂 - お料理 - お部屋 - 館内のご案内 - 万緑窯 - 湯河原の四季 - 交通のご案内 - 予約状況 - メールマガジン - イベント - サイトマップ