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■第十回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会■

第十一回「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会に参加して

第十一回のテーマ:椿(ツバキ)

照葉樹林の代表的な樹木。花期は冬から春。海柘榴とも表記。厚葉樹(あつばき)、艶葉樹(つやばき)から。日本原産(ヤブツバキ)。茶花(特に侘助)。椿油(和製オリーブオイル)。
花言葉:「理想の愛」「謙遜」「気取らない魅力」

平成24年2月2日、第十一回が開かれました。今回の花はおなじみの椿でした。あいざいやゆう先生は現在、湯河原、横浜、そして、先生の故郷の町で「万葉集を楽しむ会」を開かれていますが、その市・町の木の花がいずれも椿だそうです。偶然というにはあまりにも・・・ですね。椿は万葉集には九首詠まれているということですが、下記の二首を選ばれました。


●【原文】 奥山之 八峯乃海石榴 都婆良可尓 今日者久良佐祢 大夫之徒
(訓読)奥山の八つ峰の椿つばらかに今日は暮らさね大夫の伴
(仮名)おくやまのやつをのつばきつばらかに けふはくらさね ますらをのとも
(意味) 今日は心ゆくまで楽しい一日を過ごしてください。ますらおたち
19/4152 大伴家持
●【原文】 和我可度乃 可多夜麻都婆伎 麻己等奈礼 和我弖布礼奈々 都知尓於知母加毛
(訓読)我が門の片山椿まこと汝れ我が手触れなな土に落ちもかも
(仮名)わがかどの かたやまつばき まことなれ わがてふれなな つちにおちもかも
(意味) 私の家の門に咲く椿よ、おまえは本当に私が触れないのに土に落ちてしまうのか
20/4418 物部廣足(もののべのひろたり)

最初の大伴家持の歌は越中(富山県)の国守のときにお客を招いて歌会を開いたときに詠った歌だそうです。先生は「つばらかに」(心行くまで)という言葉が好きだと言われていましたが、本当に素敵な日本語ですね。2番目の歌は防人の歌のひとつです。大宝律令と大伴家持と防人の歌との関係を歴史の背景を含めてお話いただき、とてもわかりやすく、大伴家持の重要性を再認識しました。また、椿の歌で先生が大好きな歌をご紹介していただきました。

巨勢山(こせやま)のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を
01/0054 坂門人足(さかとのひとたり)

「つらつら椿つらつらに」という音が心地よいですね。先生は高校生のころ、その音が好きでいつも口ずさんでおられたそうです。今日の先生のお着物はその「つらつら椿」にちなんで、椿がいっぱい描かれた小紋でした。今回のキーワードは「つばらかに」「つらつら椿」「防人の歌」です。記念品は二つ。一つは椿オイルとヒアルロン酸の入ったハンドクリーム。その包装は五色八重散椿をイメージしたひもで結ばれていました。もうひとつは赤い椿が描かれたクリアホルダーです。どちらも皆さま大喜びでした。今回、万葉荘では風邪で欠席の方もいましたが、14名の参加でした。先生のお話を聞いて、「椿を大事にしようと思った」という方が多かったです。他の教室も合わせて5名の方の感想です。


ハンドクリームの包装のひもは五色
八重散椿のイメージ

万葉集は無学で少しでも触れたいと思い、途中(第7回目=平成23年6月)から参加いたしました。そんな訳でいろいろな内容(花のお話し、いつも吟味された記念品、参加者のお話、抹茶、和菓子など)を楽しんでいます。季節の花の話になると草花が好きなので乗り出して聞いてしまうかな・・・。萬游先生の毎回、歌や花に合わせた着物姿も楽しみです。万葉集の歌はこれからゆっくり勉強させていただきます。今年もよろしくお願いします。(侃葉)


先生のお着物は「つらつら椿」
帯の柄は遠州椿、帯留も椿

石ばしる垂水の上のさ蕨の 萌えいづる春になりにけるかも 志貴皇子

二月二日初講。明日は立春!!何故かこの歌が想い出される。でも、今日の湯河原はくしくも雪の舞う自然のいたずら。「あいざいやゆう」と万葉集を楽しむ会に初参加。午後の短時間でありましたが、何故か以前からの参加と思うほど、親しみ深い雰囲気でありました。内容も一点を採り、深く深く解説してくださり、有意義でありました。改めて万葉集を本棚から!!講義終了後は固くなっている頭を解きほぐすお茶会(?)。そして、講義にちなんだ小物は女心をくすぐる珍品の記念品をいただきありがとうございました。講師のあいざいやゆう先生と、この会に誘ってくださった友人に感謝し、次回への思いを馳せながら帰途に!!(椿葉)


(右から)
資料、抹茶、和菓子(これも椿)に記念品

万葉集を楽しむ会には第6回のスミレの花から参加しました。(今回で5回目)その後、友人たちも誘い一緒に楽しませていただいております。友人たちからも先生のお話はとても解りやすいし、いろいろな知らなかったことを教えていただいた上、毎回素敵な記念品と和菓子と抹茶もいただいてと、誘ったことを感謝されています。ひととき仕事、家事を離れ、万葉集という初めての世界に触れられて、今学べるという幸せを感謝いたします。
今回も椿の花に関すること、その時代のことなどたくさん教えていただきましたが、歌では「こせやまの つらつら椿 つらつらに・・・」と先生の流れるような声がとても楽しそうで、こちらの気持ちもうきうきするようでした。以後、椿の花を見ると何かいとおしいような気持ちになります。次回のお花とお話を楽しみにしています。(恵葉)

 


初めての方もすぐにお仲間に

「万葉集を楽しむ会」は毎回、ああ、そうだったのか、知らなかったということばかりで、実に楽しい勉強会です。このおもしろい講義を考えつかれた吾意在野游先生に驚きを感じます。先生の書かれた本を読みたくなりました。
六回目のお花は椿でした。大好きな花の一つですが、控えめな花だとか、素朴な備前焼に良く似合います。今回もたくさんのことを教えていただきました。防人の歌というのはつらい任務についている時に詠まれた歌かと、私はただ、漠然と思っておりました。九州近辺の任務に行くために東国からはるばる難波津の港まで歩かなければならない、それまでに詠われた歌だったとは・・・。大伴家持がいて、防人の歌が生まれたということもわかりました。このように教えていただいたあと、図書館でほんの少しだけですが、資料集めをいたします。これもまた、私の楽しみの一つになっています。
こんな近いところでこんなにもおもしろく、楽しいご講義をしてくださる先生に感謝申し上げます(兵庫教室:葉桃)

 

あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会に参加させていただきありがとうございました。今日で六回目の参加です。今回の花は椿でございまして・・・。椿も一言では言い表せなくて、万葉集を少し重ね合わせますと、赤、紅色で花びらが少し肉厚で大きく、じっと見つめていますと気持ちが和みます。先生のお話通り、花言葉の「理想の愛」「気取らない魅力」ですね。万葉集でもこんなに愛おしく歌われている事を教えていただきながら、奥山の一本の椿が美しい花を開き誰かに見てほしいと呼んでいるような錯覚にとらわれながらお話を聞いて参りました。万葉集は本当に忘れかけていましたが、歴史も含めて説明していただけますので心があたたかく癒やされます。ありがとうございました。(横浜教室:萬菊)



今回は万葉荘の「椿の間」で開催されました。
2列目右端の方が記念品の椿のクリアホルダーをお持ちです

第十ニ回あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会

■日時:4月5日(木) PM2:00~3:30
■参加費:1500円(和菓子、抹茶、記念品付)
2カ月に一回、第一木曜日に行います。
参加・問い合わせは万葉荘へ。


なお、横浜教室でも同じ内容で開催しています。
■日時:4月8日(日) AM10:00~11:30
■場所:杉田地区センター

横浜教室への参加・問い合わせ → paksara3t@r7.dion.ne.jp

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